スタッフブログ

月別アーカイブ : 2013年08月

知って得する病気シリーズ ”直腸(ちょくちょう)の病気”

皆さん こんにちは。

まだまだ本当に暑い日が続きますね。 こまめに水分補給、体調管理にはくれぐれも気をつけてください。

さて今回は私が担当させていただきます。ずいぶんと更新していないので看護師さんに怒られてしまいました。

できるだけまめにお伝えできるようにしていきます。

 

前回と同様に、最近まで入院していた患者さんのお話を中心に書いてみようと思います。(現在まだ治療中です)

今回のテーマは直腸の病気です。直腸とは肛門からすぐの大腸の事で、病気にかかると血便、下痢、しぶりの症状がよく見られます。2012-10-04-06-40-05_photo

ここで、今回の患者さんでキーワードになるのが、”ミニチュアダックスフンド”と”直腸炎症性ポリープ”という病気です。

前述した下痢・しぶり症状が治らない患者さんで、特にミニチュアダックスフンドでは、この直腸炎症性ポリープという病気に遭遇することがあります。

この疾患は直腸に限局した大小多数のポリープが形成される病気です。(原因は分かっていません)

内科治療として免疫抑制剤による治療で改善する場合もありますが、それでも再発・悪化を繰り返す場合には”直腸粘膜引き抜き術”という

外科治療を介入することが必要になります。       

この手術は術後に一時的に直腸が狭くなるので、術後管理が非常に大事です。

少しずつ狭くなった直腸が正常に回復してきて正常な排泄に戻るまで、十分なフォローアップが必要になります。

 

どんな病気であっても外科手術を受けた患者さんは、その後の長期的なフォローまでしっかりと見守ってあげることが大事です。

この患者さんも手術を受けた後に、徐々に回復に向かっているところですが、まだまだ慎重に経過を観察しているところです。

 

下痢は比較的多く見受けられる症状ですが、その中には厄介な病気が隠れていることもあります。

心配なことがあれば、必ずかかりつけの病院さんに相談するようにしてあげてください。

それではまた次の機会にお会いしましょう。

 

2013年08月29日 カテゴリー:スタッフブログ

夏バテ・・・

皆さんこんにちは☆

動物看護師の平野です(^v^)

とうとう8月に突入しましたね!!

暑い日が続いていますが、お家のワンちゃんやネコちゃんは暑さに負けていませんか?

私は先月の休診日を利用して実家に帰ったのですが、実家の子は完全にバテていました(><)

inu1

でも、夕方の散歩は大好きで、行く時は父を引っ張って行ってました☆

13歳のおじいちゃん犬なんですが、散歩に対する嬉しい気持ちは若い頃からまだまだ変わっていません!

散歩から帰って来てしばらくすると、又もとどおりですが・・・

前回のブログで、「皆さんの家の子はバテたりしていませんか?」と

お尋ねしましたがいかがでしょうか?

特に高齢のわんちゃんやネコちゃんへの暑さ対策は大丈夫でしょうか?

診察の時やお電話でもかまいませんので、気になる事などはいつでもお気軽にご相談下さい(^v^)

 

                                                        平野

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年08月05日 カテゴリー:スタッフブログ